ワニ(クロコダイル)の概説その3
ワニ(クロコダイル)は総べて水中では肢を体につけ尾で泳ぎ、陸上では腹這いになっているが四肢で体を持ち上げて歩くこともあります。
また短い距離では相当のスピードを出すことも出来きます。
ワニ(クロコダイル)は大変日光浴が好きで、水から出て横たわり、口を大きく開けて日光浴をしている光景は見ものです。
泳いだり水の表面に浮くのはワニ(クロコダイル)の特色となっています。
頭皮は長い頭の凹凸のある骨に直接ついており、あの大きな口には柔らかい唇がない為水中で水が洩れないようにしっかりと顎を閉じることは不可能です。
ワニ(クロコダイル)がその生活の殆どを送る水中で、自由に呼吸出来るように適応しています。
即ち外鼻孔(がいびこう:外側の鼻の穴)は吻端(ふんたん:口の端)に高まって開口していますが、内鼻孔(ないびこう:内側の鼻の穴)は口腔(こうこう:口の中)のはるか後方の咽(のど)に近い天井に開き、口腔と鼻腔とははっきりと区別されています。
さらに加えて内鼻孔のすぐ前に筋肉質の口蓋弁が垂れ下がり、舌の基部から上方へ突出している舌基弁としっかり密着するようになっています。
呼吸に際しては、外鼻孔を水面に出して上記2枚の弁を密閉すると、たとえ水中で口を開いていても、水は口腔から食道や気管または鼻腔に入る心配がありません。
尚、外鼻孔のまわりには括約筋があって孔を閉じることが出来きます。眼には立派な上下の眼瞼があり、瞬き(まばたき)する瞬膜(しゅんまく)もあります。
眼の後には耳孔(じこう:耳の穴)があり、頑丈な蝶番(ちょうつがい)のついた耳弁(じべん)が水中でもしっかりと閉じています。





